岡山 池田動物園  ヒツジからサルへ主役の座交代
ヒツジ から サル へ

岡山市北区京山の池田動物園で30日、恒例の「えとの引き継ぎ式」が行われ、一足早く今年=未(ひつじ)年=のヒツジから申(さる)年のサルに主役の座がバトンタッチされた。
 家族連れらが見守る中、ヒツジのまゆり(雌、3歳)と同園職員が扮(ふん)するサルの着ぐるみが対面。忠政智登士副園長が「(日本人が)ノーベル賞を受賞したり、ラグビーワールドカップ(W杯)の『最高の瞬間』に(日本代表の試合が)選ばれたりと羊(よう)く頑張った1年でした。来年も悲しいことの猿(さる)年で幸せにご猿(えん)があるようにお願い申し上げます」とサルへの委嘱状を読み上げた。
 家族5人で訪れた福山市の幼稚園の男子園児(6)は「今年は幼稚園の発表会が楽しかった。来年は小学生になるので勉強を頑張りたい」と話していた。
 同園は、リスザルやワオキツネザルなど16種類47匹のサルを飼育している。
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幸せにご縁のある来年に

◇池田動物園 干支の引き継ぎ式

 岡山市北区の池田動物園で30日、干支えとの引き継ぎ式があり、今年の「未ひつじ」から、来年の「申さる」へとバトンタッチが行われた。
無事に引き継ぎを終えたまゆりと猿の着ぐるみ(岡山市北区の池田動物園で)

 多くの家族連れが見守る中、羊のまゆり(雌、3歳)から、リスザルやワオキツネザルなど16種類計47匹の代わりに登場した猿の着ぐるみに、メッセージ入りの委嘱状が渡された。

 「今年はノーベル賞の受賞やラグビーW杯での活躍など、よう(羊)くがんばった1年でした。来年も悲しいことの去る(猿)年で、幸せにご縁(猿)があるように」と、忠政智登士副園長が委嘱状を代読した。

 2個のくす玉が割られ、「よう(羊)がんばってね」「モンキー(文句)のつけようのない1年にします」と書かれた垂れ幕が出てくると、拍手が起こった。

 横浜市から祖父母宅に帰省中の吉野実紗ちゃん(6)は「羊がふわふわしてかわいかった。4月から小学1年生なので、友達をいっぱい作って、100点を取れるよう勉強も頑張りたい」と話していた。

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