岡山 冬 イチョウとカエデがようやく落葉
イチョウとカエデ 落葉 岡山

岡山地方気象台は14日、岡山市でイチョウとカエデが落葉したと発表した。イチョウの落葉は平年(12月1日)より13日ずれ込んで観測史上最も遅く、カエデ(平年同11日)は同10番目の遅さ。気温が下がりきらない日が続いたためとみられ、年の瀬が近づく中、岡山県南部を中心にまだ紅葉が楽しる所がありそうだ。
 落葉は、岡山市の後楽園にある標本木で気象台職員が確認した。平年に比べ、イチョウの黄変は4日遅い11月24日、カエデの紅葉は3日遅い12月2日だったといい「園内では今年、葉の色づきが全体的に遅かった。見頃はほぼ終わったが、一部で紅葉が残る場所がある」と後楽園事務所。
 同気象台によると、イチョウやカエデは最低気温が8度を切ると色づき始め、同5?6度以下で本格化するとされる。今年は12月に入っても岡山市の最低気温が5度を下回る日は13日現在で6日しかなく、落葉時季がずれ込んだという。
 カエデでみた各地の落葉は、高松市で平年より10日遅い12日、広島市で7日遅い14日。岡山地方気象台は「落葉時季は気候のほか、樹木の年齢や活力によって大きく異なる。15日以降も気温が高めに推移するため、木によっては色づいた葉がまだ楽しめそう」としている。
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岡山 イチョウとカエデがようやく落葉 (今年は、異常気象?でね)
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